2022年に拡大が予想されるパッケージビジネス(2022年4月8日)

21年パッケージ市場は前年比24%増、22年も成長継続

 2021年世界半導体市場(半導体メーカ75社売上合計)は前年比22.0%増と大きく成長、約4,745億米ドルとなった。2022年については需要の拡大は続くものの、生産能力の拡大が追いつかないことが考えられるため、同8.0%増の5,125億米ドルとなるものと予想される。
 半導体市場の成長に伴い、テスト、パッケージングなどの半導体後工程市場も堅調に推移、2020年には全半導体市場に先駆けて二桁増を回復、2021年も同21.9%増の約1,764億米ドルに拡大しているものと見込まれる。2022年は半導体市場と同水準の8.7%増と予想している。先端パッケージング技術の採用が進んでいることから、半導体市場に占める後工程市場の比率も2018年の33%から2021年に37%にまで拡大しているものと見込まれる。
 後工程市場に連動して、パッケージ市場も拡大傾向で推移している。半導体の複雑化に対応してテストコストが増加、後工程市場に占める比率も高まっている。

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