AI半導体の市場拡大により大きく成長する半導体テスタ市場

掲載日 2026/02/03

2025年も成長を遂げた半導体製造装置・試験/検査装置の中でも、大きな成長を遂げた装置が半導体テスタである。特に半導体テスタ市場を牽引したのが、日本のアドバンテストである。同社の株価は、2025年4月の5,034円から、急速に伸長しており、現在では407%増加した25,410円(執筆時現在)で推移している。

今回の特集では、半導体テスタ及び関連市場の推移や、なぜ半導体テスタがここまで伸びているのかを追ってまとめた。

 

急速に拡大する近年の半導体テスタ市場

2025年の半導体テスタ市場は前年比30.0%増の1兆4,041億1,500万円に上った。過去5年のテスタ市場の推移を見ていくと、CAGR13.8%と急速な成長で拡大を続けている。

半導体テスタの中でも、特に成長著しいのが、ロジック(SoC)テスタと、メモリテスタである。ロジック(SoC)テスタの2025年の市場は前年比71.7%増の6,149億2,700万円で、過去5年のCAGRは27.1%に上る。また、メモリテスタも好調に推移しており、過去5年のCAGRは14.4%に上った。この両テスタの市場が急速に拡大した要因が、AIブームの到来とAIパッケージで主に採用されているチップレットパッケージである。図1のように複数のダイが1つのパッケージに搭載され、また、DRAMが8~12層以上に積層されるHBMが搭載されたチップと単体のチップを比較すると、検査時間は大幅に長くなっている。

続きをご覧いただくにはログインしていただく必要があります。

関連特集

関連カテゴリー

「AI半導体の市場拡大により大きく成長する半導体テスタ市場」に関連するカテゴリーが存在しません。