TPCA Show 2025は66,233名の参加者 / IMPACT2025は1,000名以上の参加者で活況に
掲載日 2025/11/26
1. はじめに
2025年10月21日から24日にかけて、台北南港展覧館にて、第26回台湾電路板産業国際展覧会（TPCA Show 2025）と、20周年を迎えた国際構装暨電路板研討会（IMPACT 2025）が同時開催された。両イベントは「Energy efficient AI from Cloud to the Edge」を共通テーマに掲げ、AIの急速な普及がもたらす技術革新、エネルギー効率・持続可能性の追求といった課題に、世界中のエレクトロニクス製造業界が注目する場となった。
TPCA Show 2025は、PCB(Printed Circuit Board：プリント基板)、SMT(Surface Mount Technology：表面実装技術)、グリーンテクノロジー、電子構装、熱管理技術といった主要分野を網羅する、台湾でSEMICON Taiwanに次ぐ規模の国際展示会である。今回は10ヵ国以上から670社超が参加し、1,750ブースを展開、参加者は昨年より11％増の66,233名となった。
一方、IMPACT 2025には半導体パッケージング分野を中心に世界各国から1,000名以上の専門家が集まり、口頭論文137件、ポスター論文72件を含む合計317件の発表が行われ、過去最多を更新した。
図 1 TPCA Show(筆者撮影)
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