海外半導体企業の2022年1-3月期業績~前年比高成長続く(2022年5月13日)

 半導体企業、製造装置・材料企業が2022年第1四半期(2022年1-3月期) を発表した。好調な半導体需要に対応するため、各社とも前年度同期比では大幅な成長を続けている。表に掲載している海外半導体企業18社のうち、14社が前年度同期比20%以上の高成長を遂げている。前四半期との比較では、季節的な要因もあり、一桁成長が中心となった。
 有力メーカのうち、前年度比減となったのは米Intel社のみ。同四半期売上高は前年度同期比6.7%減の183億5,300万米ドルとなった。部品不足によりパソコン出荷が停滞したことから、パソコン、特にノートパソコン向けの製品の売上が減少(前年度同期比15.6%減)した。また、自動車用センサであるMobileyeの売上高も低下、全社売上高の低下につながった。
 同四半期売上高で100億米ドルを上回っているのは、Intelのほか、韓国Samsung Electronics社、台湾Taiwan Semiconductor Manufacturing(TSMC)社、米Qualcomm社の4社。Intel以外は各社とも前年度比30%以上の高成長となった。
 前年度同期比70.9%増と最も高い成長を記録したのが米AMD。Xilinx社の買収も貢献しているが、その影響を除いても同55%増で最も高い成長率である。GPUの成長が貢献している。
 海外有力半導体企業の動向をまとめる。

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