先端パッケージを支えるグローバルネット株式会社(GNC)の加工サービス
掲載日 2026/09/11
AI(人工知能)は便利な検索ツールや文章の校正、簡単なプログラミング、画像生成など、その新規性や利便性が大きな話題となってきた。しかし現在では、業務効率化や研究開発におけるビッグデータ解析、自動運転、医療、製造業など幅広い分野で活用され、私たちの生活や産業を支える基盤技術へと発展している。その便利なAIを実現しているのが、AIサーバに格納されているAI向けの高性能半導体であり、AI向け高性能半導体の性能を支えているのが、チップレットに代表される先端パッケージである。
その中でGNCはAI向け先端パッケージ用の評価用TEG(Test Element Group)ウエーハとバンプ加工サービスを提供し、ユーザから評価を頂いている。今回はその紹介をさせて頂く。
1. 先端パッケージプロセスおける加工サービス
半導体パッケージ技術は単なる“チップ実装の土台”ではなく、システム性能・電力効率を追求する戦略技術となった。特にAI/GPU(画像処理半導体)向けパッケージでは、HBM(高帯域幅メモリ)の多段化、チップレット化、I/O数の爆発的増加により、パッケージ基板に求められる配線密度と層数が急増している。しかし、現在主流のABF(Ajinomoto Build up Filmビルドアップ絶縁フィルム)系有機コア基板には、ビア径・ランド径・L/Sなどの寸法的限界に迫りつつあり、AI/HPC(高性能コンピュータ)パッケージの大型化・多層化への技術課題が山積みとなっている。その課題を解決するためにSiファンドリー、OSAT(半導体後工程受託サービス企業)、半導体装置メーカ、半導体材料メーカなどが開発にしのぎを削っている。
その中で、半導体実装TEG(テストエレメントグループ)ウエーハは、先端の実装技術を開発する上で、プロセスの評価パターンを搭載した試験用ウエーハであり、そのプロセス、材料、装置の評価を達成するために重要な材料となる。TEGとは、それぞれのプロセスにおいて評価・テストできる構造または回路を搭載したウエーハとなる。例えばBEOL(Back End of Line)の配線TEGウエーハであれば配線抵抗やコンタクト抵抗、Via抵抗、バンプ接続抵抗、TSV(シリコン貫通ビア)抵抗など様々な評価パターンを一枚に配置してプロセスや材料、装置の評価を行うことができる。
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