世界の主要半導体製造装置・材料企業の2022年1-3月期業績推移(2022年6月3日)

 世界の主要半導体製造装置、材料企業の2022年第1四半期(2022年1月~3月)の業績が発表された。半導体不足が取りざたされているなか、半導体メーカは生産に力を入れるとともに、積極的な設備投資を続けており、大型の案件が次々と動きだしている。このため、半導体製造装置、材料の需要は強く、関連企業の売上高も好調が続いている。
 今回の特集では半導体製造装置、材料企業20社の同四半期の売上高推移をまとめている(米Applied Materials社の2022年2月~4月期を含む)。20社のうち、オランダASML Holdings社、米Teradyne社を除く18社で前年度同期実績を上回っており、17社で前年同期比10%以上の高成長となってる。ASMLはベルリン工場の火災の影響による出荷量の低減、Teradyneでは半導体以外のシステムテスト分野での売上減少、といった要因で前年同期比減となった。
 Lam Research社も前年比5.5%増という低成長にとどまっているが、これは 部品不足とCOVID19によるロックダウンの影響から装置製造が停滞したことが影響している。

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