半導体用語集

インバータ電子レンジ

英語表記:inverter microwave oven

 インバータ電子レンジは、1980年代後半に多くのメーカーより発売されたが、一部のメーカーを除き撤退した経緯がある。しかし1990年代後半より調理室の高容積化と高出力による調理時間の短縮が要求され、その対応として再度インバータ採用機種が増え出してきた。
 使用する半導体は、インバータの主スイッチング素子にIGBTおよび4ビットから8ビットのマイコンが制御用として利用されている。近年は、調理時間短縮と各種高機能化が進み、さらにオーブン、グリル、トースタなど各種機能の複合化と複合センサを利用した調理の自動化製品も普及している。
 この制御にマイコン、ヒータの駆動にトライアックが使用され、冷却/排気ファンモータにトライアックカプラなども使用されている。

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