半導体用語集
コスト割れダンピング
英語表記:dumping below cost
文字どおり、コストを割った価格で輸出価格を設定し、ダンピング販売をする行為をいう。コスト割れをした価格で販売していくことの企業側の意義は、(1) 販売数量を別市場で増加させることで、全体としての量産効果を追求していくことで、企業の利益を最大化できる。(2) 低価格で販売することでライバル企業を市場から退出させ、市場シェアを世界的に拡大することで、最終的にプライスリーダーの地位を確保し、結果的に利益を最大化する、といったようなことがあり、企業の経営戦略の一手段として行われる。
これ以外に問題とされるコスト割れダンピングには、政府の補助金を受けた輸入品に対して相殺関税をかけられるというケースなどもある。こうしたものにアンチダンピング関税および相殺関税を課税することは、WTOでも認められている。しかしここでもまた、何をもって「コスト割れ」と定義するかは、その解釈によってどのようにでも判断できる要素を多く含んでおり、たいていの場合は各国政府の恣意性が含まれることとなる。したがって、何をもって「コスト割れ」と算出するかということには経済的な合理性はほとんどなく、競争の公正よりもむしろ、国内産業の保護が目的である政府によって乱用されている傾向にある。
関連製品
「コスト割れダンピング」に関連する製品が存在しません。キーワード検索
フリーワードやカテゴリーを指定して検索できます
関連用語
関連特集
「コスト割れダンピング」に関連する用語が存在しません。
「コスト割れダンピング」に関連する特集が存在しません。
会員登録すると会員限定の特集コンテンツにもアクセスできます。




