半導体用語集
デスクトップ PC
英語表記:desktop Personal Computer
もともとは机上に置くことを前提にした横置き型のケースを使用したパーソナルコンピュータのこと。IBM PCやPC/ATでこのタイプのケースが使われていたので、PCとしては現在でも圧倒的にこのタイプが多い。最近は横置きタイプの他に、縦型のタワー型(主に机の横に置くので、デスクサイドPCともいう)や、非常に小型の筐体(省スペース型と称されるものや表示装置と一体となったもの)をも含めてノートPC・ラップトップPCなどの可搬型PC以外をデスクトップPCと分類するのが一般的。デスクトップPCは一般に拡張スロットを6~8スロット、内部ドライブベイは3~4基分程度を持ち、バードディスク装置やメモリを増設したり、サウンドボードやLANカードなどのシステム拡張を比較的容易に行える。表示装置やキーボード・ポインティングデバイスは別になっているものがほとんどである。スペースに余裕があり高性能の部品が使いやすく、かつ部品の多くが規格化されていて安価な物が多いので、比較的高性能な割に低価格の物が多い。反面ラップトップPCやノートPCのように可搬性に欠ける。
内部の構造をみると、規格化されたメインボード(マザーボードと呼ばれる)上にチップセットと呼ばれるブリッジLSIとレベル2キャッシュメモリ、入出力用LSIの一部(キーボード、マウス、シリアル・パラレルインタフェース用LSI)およびブート用のROMが実装されており、CPUとメインメモリはソケットにより脱着できるようになっている。また、グラフィックス、サウンド用LSIは別のボードをスロットに差してシステムを組むのが一般的である。
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