半導体用語集

ペースメーカ

英語表記:pace maker

 1958年に世界最初のペースメーカが埋め込まれ、今までの人工臓器の中で最も成功したものといわれている。寿命も開発当初は水銀電池を使用し2年程度だったが、リチウム電池に置き換え5~10年と大幅に伸びている。
 当初は拍動も固定化していたが、人間の脈拍数は運動の最に応じて変化させないと、生活に不自由が生じるため、高度な制御をも検討されている。内部構成は心筋や静脈などのセンサ情報をプロセッサで解析し、設定数値(脈拍数)以下になると、数mAの微弱電流を心臓に流し収縮を促している。
 交換のため手術が必要であるが、患者への負担軽減のため、さらなる電池の長寿命化、回路の低消費電力化が課題となっている。

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