半導体用語集
リコンフィギラブルコンピ ューティング
英語表記:reconfigurable computing
リコンフィギュラフルロジックを用いて信号処理,認識処理,通信処理,マルチメディア処理などのアルゴリズムを直接ハードウ土アにマッピングして処理を行う計算手法全体を指す。従来,リコンフィギュラブルロジックは,ハードウェアのプロトタイピングやエミュレーションを目的として用いられてきた。これに対し,所望の処理内容に応じてハードウェアを再構成(reconfiguration)して処理を加速することから,この名前で呼ばれている。ソフトウェアによる計算処理のプログラマビリティを保ちながら,データ語長や命令セットの柔軟性が乏しいプロセッサアーキテクチャによる処理には不向きな,たとえばビットレベルの処理,不定形データの処理,などの高速化・低電力化を図る新たな計算手法として,近年注目を集めている。
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