半導体用語集

構成価格

英語表記:constructed value

 Constructed Value(構成価格)とは、輸入モデルの製造コストに国内の販売一般管理費と利益を加えて、新たに再構成した価格をいう。つまり、実在しない価格なのであるが、国内に販売がない場合、あるいは国内販売が赤字の場合、「国内価格一輸出価格」という式では正しいダンピングマージンを算出できない。そこで、正常価格としてダンピングマージンを算出する際に、このconstructed valueが計算される。通常、実務ではコンピュータを使用して加重平均方式に基づいて算定される。この算定を行う時に、現実的には被提訴者にとって有利な取り方をすることができてしまうことから、制度上の限界がある。たとえば、大量の取り引きがあるものについてサンプリング方式を認めているが、これはあまりにも多くの取引があるために、そのすべてを用いて過重平均値を算出するには時間がかかりすぎるという場合に適用されるが、最も代表的な価格に基づいて算定することから、実際のケースとは乖離して(させて)しまうことがしばしばある。また、各取引ごとに工場渡し国内価格を収集したうえで集計するのではなく、調査期間の毎月の平均値を使用することもある。こうした算定方法の差異で、constructed valueもまた、恣意性をもって算出されることとなる。

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