半導体用語集

ダンピングマージン

英語表記:dumping margin

 ダンピングマージンとは、「正常価格が輸出価格を上回る額」をいうと定義されている。つまり、輸出価格と国内価格の価格差のことであるが、 ものによっては国内で同一の製品が販売されておらず、国内価格がわからないケース、国内販売が赤字となっており、正常価格とは定義できないケースなどがあり、実務上でのダンピングマージンの算出は、複雑かつ多くの恣意性を含んでいる。国内価格は「輸出国の通常の商取引において、独立した顧客によって支払われたか、または支払われうる価格に基づく」と定義されているが、調査期間は6ヶ月以上としかされておらず、実務上はこの調査期間の長短がダンピングマージンの相違を生み出す。この他にも「類似商品」、「通常の商取引」、「比較可能な価格」など、その解釈によってどのようにでも判断できる要素を多く含んでおり、たいていの場合は各国政府の恣意性が含まれることとなる。したがって、こうしたダンピングマージンの算出結果のほとんどには、経済的な合理性はなく、競争の公正よりもむしろ、国内産業の保護が目的である政府によって乱用されている傾向にある。

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