半導体用語集
デジタル衛星放送
英語表記:digital satellite broadcasting
従来のアナログ放送は一つの電波には一つの映像しか乗せられず、音声は別の電波で送る必要があった。これに対し、デジタル放送は一つの電波に複数の映像や音声などを乗せられる他、品質を落とさずに情報を圧縮できるため、従来のアナログ放送1チャネルの周波数帯で4~8チャネルを設定できる。また、コンピュータを使って情報をコントロールしやすく、視聴者側からの注文による情報も送れる「双方向性」をも可能にする。
アメリカでは、1994年からデジタル衛星放送(DSS)による多チャネル放送を開始しており、世界的に放送のデジタル化が進みつつある。日本では、1996年に通信衛星(CS)のデジタル放送を開始した。放送衛星(BS)でのデジタル放送の導入時期は2000年を予定されている。
現在の衛星放送はNHK衛星放送などアナログ式の4チャネルだけだが、デジタル式になると7チャネルに増える。BSは電波を中継する衛星で中継機の数は各国ごとに決まっていて、日本は8。このうち4はBS-3号機で、NHK衛星放送など4チャネルに使われている。この他BS-4号機が1999年以後打ち上げられることになっている。この新衛星による放送をデジタル化されることが計画されている。デジタル化されると、1中継機1チャネルしか使えないのが3~6チャネル使用できるので、多チャネル化が実現できる。
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