半導体用語集
パッケージ関連故障解析手法
英語表記:failure analysis related to packaging
パッケージに関連した故障解析手法には以下のようなものがある。
(1)実体顕微鏡法:同じ光学顕微鏡である金属顕微鏡にくらべると,低倍率であるが焦点深度の深い観察ができる。
(2)X線透視法:いわゆるレントゲン写真である。実時間観察もできる。
(3)超音波反射像法:超音波顕微鏡法,超音波探傷法,または超音波探査映像法とも呼ばれている,水に浸さなければならないのが難点ではあるが,X線透視法とは異なった見方ができる。
(4)断面研磨法:破壊解析ではあるが確実にパッケージ部に故障原因があるとわかった時には有効。
(5)パッケージ開封法:確実にパッケージ部に故障原因がないとわかった時に実行。
チップの解析手法と共通のものとしては次のものがある。
(6)SEM法,EDX法:形状を拡大してみたい時にSEM法を用いる。EDX機能つきのものを用いればそのまま元素分析もできる。
(7)赤外線顕微鏡法:可視光ではみえない異常がみえる。Siチップの裏面からの観察も可能。IR-OBIRCH法はこの機能も含有している。
(8)顕微FTIR法:分子の同定が可能。
(9)カーブトレーサ法:端子間の電流・電圧特性などをみる。
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