半導体用語集
ビットシリアル演算
英語表記：bit serial operational operation
"ビットシリアル演算は，内積演算などをワード単位で行うのに対してビット列単位で行う演算をいう。たとえば，DCT(Discrete Cosine Transform)演算などで広く用いられているDA(Distributed Arithmetic)法で用いられる。ビットシリアル演算を
用いて回路を実現した場合，必要なハードウェア面積を削減できるという大きなメリットがある。たとえば，注意深く設計されたDA法による演算器では，論理ゲート数を半分から20%以下にできることが知られている。これは，演算係数が固定値の場合， ROM(Read Only Memory)などを利用して効率的な演算が可能となるからである。また，ビット単位の並列演算を利用すると，レーテンシ，スループットの削減も可能となる。"
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