半導体用語集

戦略的提携

英語表記:strategic alliance

 半導体産業におけるもう一つの流れは戦略的提携であるといえよう。戦略的提携は、ジョイントベンチャーの設立に代表される資本提携、資本関係を持たない業務提携とに分類されよう。資本提携に関しては、1990年代においては、設備投資負担を分担する目的で多くの合弁企業が設立された時期であったといえよう。ここにきて、これらのジョイントベンチャーのいくつかの見直しが行われている。一方で、 M&Aも本格化する兆しをみせている。1998年には、TI社がDRAM事業をマイクロン社へ売却することを決定したこと、韓国の現代電子とLGセミコンとの合併、日立とNEC、東芝と富士通の提携など、近年みられなかった業界再編を予兆する大きな動きが出始めている。

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