半導体用語集

発生再結合電流

英語表記:generation recombinatlon current

pn接合を流れる電流のうち、捕獲準位を介したキャリアの発生、再結合に起因する電流をいう。pn接合に逆 バイアス電圧を印加すると空乏層内の電子と正孔は空乏層内の電場のために空乏層外へ流れ出すので、空乏層内のキャリア密度は熱平衡値よりも小さくなるために捕獲準位を介したキャリアの捕獲よりもキャリアの熱的発生が優勢となる。この場合の電流が発生電流である。一方、pn接合に順バイアス電圧を印加すると、空乏層内への電子および正孔の流入により空乏層内のキャリア密度は熱平衡値よりも大きくなり、捕獲準位を介したキャリアの再結合がキャリアの熱的発生よりも優勢となる。 この場合の電流が再結合電流である。


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