半導体用語集

衝突・無衝突減衰

英語表記:collision・nonーcollision attenuation

気体、液体、固体の中を伝わる波やそれらの媒質の境界を伝わる波は、通常、粒子間の衝突によって波のエネルギーが失われ、減衰する。このように集団運動である波が、個々の粒子間の衝突によるエネルギー散逸が原因となって減衰することを衝突減衰という。
プラズマ中の波も同様に衝突減衰を起こす。しかしプラズマ独自の現象として、衝突がまったくない時でも波が減衰することがあり、これを無衝突減衰という。その一つは電子プラズマ波などの縦波の場合に起こる、ランダウ減衰である。これは、波の位相速度と等しい速度で走る一部の荷電粒子(共鳴粒子という)が波のよって直流的に加速されることから生じる減袞である。もうーつは磁界中の横波の場合におこるサイクロトロン減袞である。これは、磁カ線に沿って走る粒子が感じる電界がサイクロトロン周波数に等しい時、その共鳴粒子が直流的に加速されることから生じる減衰である。いずれの場合も、波と共鳴的に相互作用する一部の粒子によって、波のエネルギーが吸収されるのが特色である。


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