半導体用語集

電流ミラー回路

英語表記:current-mirror circuit

同じチャネル長,チャネル幅を持つトランジスタのゲート・ソース間に同じ電圧を加えれば,飽和領域で動作する限りほとんど同じ電流が流れる。図1のように,ゲートとドレインを接続(ダイオード接続)したMN₁にある電流I₂を流し,生じるゲート電圧を同じ寸法のトランジスタMN₂のゲートに加えれば,MN2に流れる電流I₂はMN₁とほぼ等しい。これを電流ミラー回路という。たとえば,MN₃のチャネル幅だけを2倍にすれば,MN₃に流れる電流I₃はI₁の2倍となる。この原理で電流出力のD/A変換器はできている。トランジスタ1個だけではドレイン電圧が変化すると電流もいくらか変化するので,図ではMP₂とMN₄で作られるバイアス回路とMN₅,MN₆のカスコードトランジスタを接続して定電流性を改善した回路を示した。ドレイン電圧の変化に対して1%程度の変化を許せる場合には省略してよい。電流比の精度をよくするためにはチャンネル長は等しくなければならない。


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