半導体用語集

韓国の半導体産業

英語表記:semiconductor industry in Korea

 1980年代の末より、量産への設備投資が始まり、本格的な半導体の供給基地となる。現在の先端メモリ分野では、世界でもナンバーワンの三星電子を筆頭に、日本の総合電機メーカー並みの現代電子、LGセミコンなどが有名である。投資効率の点からも、日本を上回る状況がこの数年続いてきた。優秀な技術者の集中投入、効率的な製造装置購入方針を採り、メリハリをつけたクリーンルームの設置、過剰品質、技術至上主義ではない点に特徴がある。優れた官民の技術開発移転システム(かつての日本の超LSI研究組合のようなもの)や様々な政府援助(半導体投資なら調達金利は4%安かった)などの恩恵もあり、半導体産業をハイテクの基幹産業と位置づける国の姿勢が伺える。韓国の半導体産業は、基本的にCMOSが中心であり、バイポーラ、Bi-CMOSなどの領域は、韓国内の技術者不足から、比較的弱いとされてきた。しかし、最近では、1997年後半に起きた経済危機により、企業間統合、事業間統合、半導体事業の多角化が積極的に図られており、アナログ技術の利用にも積極的である。

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