半導体用語集
DSPサラウンド
英語表記：Digital Signal Processor Surround
AVアンプなどにおいて様々なサラウンド再生を行う時、その方法の一つとしてDSPが用いられる。DSPとはデジタル信号を高速に演算処理を行う装置で、対象となるアナログ信号を一度デジタル信号に変換した信号、またはデジタル信号そのものを目的のサラウンド効果を出すようにデジタル処理をするものである。
DSP内には多数の並列乗算器や積和演算器などのデータ演算用ハードウェアが内蔵されており、演算結果を一時的に蓄えるRAMを組み合わせることにより、その演算の繰り返しや加算量をマイコンによって目的に合わせたコントロールをすることによりフィルタやディレイ量を自由にコントロールし、様々な臨場感あふれる音場効果をシミュレートしている。
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