半導体用語集
PCの発展
英語表記:development of PC
PCの発展は、機能向上と価格低下の進展による寄与が大きい。また足元では、インテルのマイクロプロセッサと、マイクロソフトのWindowsによって、促進され普及が広がっている。PCの起源という意味では、1973年 Intel 8080プロセッサ発表が起源である。この頃は、インテルの牙城ではなく、モトローラの68系MPU、ザイログのZ80系なども有望であった。また、1974年には、C言語が開発されている。1975年には、ビル・ゲイツらがMicro-soft(後のMicrosoft)を設立した。1977年には、アップルコンピュータが設立され、マルチメディアを意識したPCが出された。大きな変化は、1982年であり、IBMが、MPUに内製ではなく、インテルのMPUを採用し、OSにマイクロソフトを採用したことである。このオープン化で、多くのクローンメーカーが誕生、IBMはシェアを失うとともに、多くのPCメーカーがインテルのMPUとマイクロソフトのOSを採用するきっかけが生まれ、現在のWINTELの元となった。また、これに先立ち、日本のNECは、1979年にマイコンを発表、1982年には98シリーズを出している。同時に、インテルは16ビットMPUである「80286」を出した。また、1984年にアップルはマッキントッシュを出している。1985年にはマイクロソフトは、オフィス用のパッケージソフトであるワード・エクセルを出した。この頃には、WINTEL(まだ当時は、IBM互換 PCと言われていた)のオープン化戦略が、アップルやNECの、OSを公開しないクローズド戦略に対して優位を固めていた。
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