半導体用語集
オートセットアップ
英語表記:auto set up
オペレータがセットアップで行っていた針合わせを,画像処理/光学系を用いて自動で行うもの。その一つとして次のようなものがある。
セットアップの時,オートセットアップで必要なデータがプローバに記憶されていない場合, 自動的にアルミ蒸着ウェハ(ダミーウェハ)に針跡をつけ,その針跡の位置をプローブマークインスペクションを用いて検出する。検出された位置を用いてカードθを合わせた後,光学系とカード間の距離 (x,y)を求め記憶する。次にオペレータが,本ウェハ(測定ウェハ)でセットアップ(針合わせ)を行うが,その時のデータ(原点からの距離など)をすべて記億する。次にその品種を測定する場合,記憶されている内容と品種変更後(カード交換後)に検出したダミーウェハの針跡を用いて自動で針合わせを行うことができる。
つまり,新しい品種のウェハは一度だけオペレータのセットアップが必要であるが,次にその品種を測定する時はプローバが自動でセットアップすることになる。他の方法として,プローブ針を下から観察できる光学系によりプローブ針の位置を求めるものがある。
関連製品
「オートセットアップ」に関連する製品が存在しません。キーワード検索
フリーワードやカテゴリーを指定して検索できます
関連用語
関連特集
「オートセットアップ」に関連する特集が存在しません。
会員登録すると会員限定の特集コンテンツにもアクセスできます。