半導体用語集

ビデオカメラ

英語表記:video camera

 動画を電気信号に変換、記録するための撮影装置。撮影素子は従来真空管式であったが、現在家庭用としてはCCD(Charge Coupled Device)と呼ばれる、固体撮像素子がほとんどになっている。映像の取り込みの方式には青、赤、緑、の3色用にCCDを用意した3CCD方式と、3色のフィルタを用いることで、1CCDで3色を取り出す1CCD方式とがある。
 カメラの映像記録方式としては、VHS、8mm、DVの3方式がある。8mm、VHSの各方式はそれぞれアナログ方式で記録されるのに対し、DVではデジタルに変換してテープに記録される。
 VHS方式はカメラ用にVHS-Cという新たなカセットサイズ(91×59×23mm、テープ幅12.65mm)を作製して、カメラの小型化に対応している。8mm方式は、カセットがもともと小型(95×62.5×15mm、テープ幅8.0mm)であるため、カメラ用にカセットサイズの小型化は行わずにそのままのカセットを使用している。DVのカセットサイズは、VHS同様に2種類あり、カメラ用に使用されるミニDVカセットは、8mmカセットより約半分(65×46×12mm、テープ幅1/4インチ)と小さくなっている。
 なお、海外ではカムコーダ(camcorder)とも呼ばれている。

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