半導体用語集
生産動態統計
英語表記:movement statistics of production
生産動態統計調査は、半導体にかかわらず、鉱工業生産の毎月の生産高、出荷高、在庫高などを明らかにし、鉱工業に関する施策の基礎資料をえることを目的として、通産省によって、実施されている。調査対象は、統計調査規則に定める範囲に属する鉱産物、および工業品を生産(加工を含む)する事業所または企業であり、全国では、約13,000事業所。調査事項は、鉱産物および工業品のうち、機械関連製品などの生産高、出荷高、在庫高(品目によっては、原材料、燃料および動カ、従業者、機械および設備)。これを、調査員が調査票を配布し回収する。公表時期は、生産動態統計調査(速報)は、翌月の下旬、生産動態統計調査(確報)は翌々月の中旬、生産動態統計調査(年報)は翌年の6月である。これを基にして、過去のデータは、機械統計年報として公表される。 1960年代から、データをさかのぼることができる。集積回路(IC)、半導体素子(ディスクリート)、混成集積回路(ハイブリッド)に分かれており、さらに、ICは、リニア、バイポーラデジタル、MOSロジック、MOSメモリに分類され、最近では、さらに、DRAMまで細分類されてきている。一方で、国内企業の事業所を対象としているため、産業がよりグローバル化する中で、全体像を把握するのは困難となってきている。また、ほとんどの製品について、金額と数量が表示されているが、たとえば、DRAMだと各世代のものが合計されているので、それぞれの単価は推計できない、などの欠点はある。
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