半導体用語集
ワークステーション
英語表記:workstation
もともとは大型コンピュータのネットワーク端末を意味していたが、現在ではパーソナルコンピュータよりも高い性能を持つコンピュータのことを意味している。ワークステーションがコンピュータのことを意味するようになったのは、EWS(Engineering Work Station)と呼ばれるコンピュータが使われるようになってからである。EWSは技術計算、CAD(コンピュータ支援設計)、シミュレーションなど、技術的な用途を目的に開発されたコンピュータ)であり、その用途のために、高速な浮動小数点演算や、高解像度のグラフィック表示性能を持っていた。やがてダウンサイジングの流れの中で、メインフレームの仕事がパーソナルコンピュータに置き換わってきたが、パーソナルコンピュータにできない仕事がEWSで行われるようになった。EWSは、技術用途だけのものでなくなり、事務計算などのビジネス用途にも利用されるようになると、単にワークステーションと呼ばれるようになった。
パーソナルコンピュータの高性能化に伴い、ワークステーションとパーソナルコンピュータの区分が必ずしも明確ではなくなってきているが、CPUの種類や主に利用されるオペレーティングシステムで分類すると表1のようになる。一般にワークステーションは性能を高めるために、その時点での最先端の技術を採用して設計されており、パーソナルコンピュータは量産化が進み安価になった部品を採用しているのにくらベシステムの価格が高い。
関連製品
SCSI-SD 外付けドライブBOX
株式会社渡辺商行
SCSI仕様の古いワークステーション(mini-com)で使用しているDAT・FDD・MO・HDDに代わるバックアップディスク装置。 既に製造終了の旧式ハードウェアー保守より開放されます。
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