半導体用語集

日本の半導体産業

英語表記:semiconductor industry in Japan

 従来日本の半導体産業は、ラジオやテレビなどの民生向けが主体であり、比較的最産にポイントが置かれた事業と考えられていた。これにより、日本の半導体産業は、全世界のメモリの約6割を供給するに至った。米国の軍需向けの思想とは異なり、MPUやカスタム品に重点を置く産業構造とは大きな意識の差が生じている。1997年のメモリ不況が、日本企業に与えた影響は大きく、欧米工場の閉鎖、合弁解消、生産品種の絞り込みが盛んに行われている。最近の低価格化はメモリのみならず、ロジックヘと移り、収益性が高く、かつ安定していたロジック製品の低迷で、日本の半導体産業が儲かりにくい環境となっている。1980年代後半は、日本の半導体生産額が米国を凌ぐほどの勢いがあったが、その後のPC需要の上昇やアジア企業との競争激化などで、相対的に日本のシェアは落ち込んでいる。各社は投資効率を上昇させるための、開発や初期量産の共同化、国際的な提携、設備投資のリース化などの策を講じ始めており、また、メモリのノウハウを活かしたシステムLSI化、より高速化されたラムバスDRAMの量産化など、単なる量産品からの脱却を図ろうとしている。

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