半導体用語集

特性インピーダンス

英語表記:characteristic impedance

 半導体パッケージやプリント基板などの信号配線の電気的な特性を表わす定数の一つであり,分布定数回路において一般に使用される定数である。式(1)(下部画像参照)により計算できる。

 このパッケージ内配線の特性インピーダンスにより,パッケージの信号線がどのような特性になっているかを調べることができる。たとえば,特性インピーダンスの高低により,反射ノイズ,信号線のクロストークの傾向を調べることができる。反射ノイズの場合には,デバイスの出カバッファの出力抵抗値と,パッケージ内配線の特性インピーダンスの未整合により,反射ノイズが発生する。出カバッファの出力抵抗値にくらべて,パッケージ内配線の特性インピーダンスが低い場合には負の反射ノイズが,高い場合には正の反射ノイズがデバイスとパッケージの接続点に発生する。
 信号線のクロストークの場合には,特性インピーダンスの高い配線の方が一般に大きなクロストークを持っていると考えることができる。これは,特性インピーダンスの分母に線路アドミタンスが入っているため,線路アドミタンスが小さい(特性インピーダンスが高い)方が基準面(グランド面)との結合が弱く,隣接信号配線からの影響を受けやすいと考えることができるためである。


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