半導体用語集
クーロンブロッケード
英語表記:Coulomb blockade
電子が電荷素量eを有する粒子であるため、微小静電容量回路に電子がトンネルすることが閉塞(ブロッケード)されること。静電容量が十分小さく、電子1個の蓄積に必要な帯電エネルギー Ec=e²/2C が、熱エネルギーkTに比較して十分大きくなると顕著に現われる。単一障壁で観測されるブッロケードと単ードットで観測されるブロッケードがあるが、一般的には、後者の単ードットのクーロンブロッケードを指す場合が多い。(1)単一障壁のクーロンブロッケード:静電容量Cを有するキャパシタでは、両端の電位Vによって電荷 Q=CV が誘起される。キャパシタを電子が自由に行き来できるようなトンネル障壁(容量C、トンネル抵抗Rt)に置き換え、シリーズ抵抗 Rs(
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