半導体用語集

米国の半導体産業

英語表記:semiconductor industry in USA

 半導体産業の勃興期(1960年代)は、米国がデバイス、製造装置の両面に関わるすべての特許を押えたことで圧倒的な強さを誇っていた。その後の25年間で日本の高い量産体制構築能力や韓国のメモリ分野での追い上げもあり、相対的にシェアを落とした。1992年以降は、PCの世界的な普及拡大と、米国がその頭脳部分となるMPUを押えたことで、再び米国の半導体産業の成長スピードが加速している。もちろん、1986年に設立されたSEMATECによる技術基盤の整備も背景にある。米国の半世紀にわたる半導体産業は、真空管からICへの変化過程でTIやモトローラが事業シフトを成し遂げ、フェアチャイルドを基幹とした数多くのベンチャー企業の成長によりインテル、AMD、ナショナル・セミコンダクターなどが今の米国半導体産業を支え、躍動感に溢れている。また、メモリ分野でもマイクロンの1997年の急進は印象に強いところである。ここ3年間は、年間100億ドルを超える設備投資がなされ、アジア地域と並んで世界の半導体市場をリードしてきた。設備投資内容はMPU、マイコン、フラッシュメモリが中心である。メモリ分野では、TIがメモリ部門をマイクロンに売却し、インテルがマイクロンに出資するなどの動きもあり、業界再編が加速している。

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