半導体用語集

パワーエレクトロニクス

英語表記:power electronics

 光センサや磁気センサなどによるセンシング技術を含み、DSPや高位マイコンによる制御技術を利用し、電力制御やエネルギー変換を行うシステムにおいて大電力を扱う出力駆動部、変換部にはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、パワーMOS FET、GTO(Gate Turn-Off thyristor)、SR(Silicon Rectifier)など大電力半導体が利用されている。明確な定義はないが、一般的にはエネルギー変換や電力変換などパワー技術、大電力半導体の開発や制御、センシングに関わるエレクトロニクス技術、そして制御技術の三つの融合する技術をパワーエレクトロニクスと称している。一般的には前述のように大電力駆動素子の利用やDSP、マイコンによる制御がその基本となっている。
 具体的には送電における大電力変換技術、大型モータの制御、駆動によるトランクション(電鉄)や超高速エレベータの制御・駆動技術、ロボット、NC機器、溶接機など各種FA(Factory Automation)機器の制御、駆動などがその対象となる。


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