半導体用語集

ヒ素

英語表記:arsenie

ヒ素は、Ⅴ族の元素で、n型の導電型を示す。ヒ素は、エピタキシャルウェハの基板結晶用として、高濃度にドーピングされるため、そのままドープ剤として使用される。偏析係数は0.3、融点は817℃(35.5気圧)、沸点は615℃、シリコンに対する固溶限界は1.8×1021/cm3(1,150℃)である。ヒ素は、きわめて有毒な物質で、100mgで中毒症状を起こし、130mgで死に至る。発火はしないが、酸や酸化剤またはハロゲンと反応し、有毒なヒュームを生成する。使用に際しては、毒物および劇物取締法、廃棄物の処理および清掃に関する法律、大気汚染防止法、水質汚濁防止法などが関連する法規であり、また消防法により届け出の義務がある。



関連製品

アルミニウムガリウムヒ素の市場規模、シェア、動向、需要、機会分析、競争展望2032年

SurveyReports.jp

アルミニウムガリウムヒ素の世界市場は、予測期間2024年から2032年にかけて堅調なCAGRを記録する見込みです。

半導体/電子部品/MEMS › ディスプレイ(電子部品に変更) › 受動部品


会員登録すると会員限定の特集コンテンツにもアクセスできます。