半導体用語集
ワイドギャップ半導体
英語表記:
ワイドギャップ(Wide Gap)半導体とは、バンドギャップの大きい半導体を指す。通常、シリコンの2倍、2.2eV程度以上のバンドギャップを持つ半導体を指す事が多い。主に、ⅢーV族半導体、特に窒化物半導体は大きなバンドギャップを持ち、ワイドギャップ半導体として注目されている。SiC、GaNのワイドギャップ半導体は、シリコンより高温で動作出来る。又シリコンより低損失スイッチングが出来、今後のパワーデバイスとして期待されている。又、青色等、短波長のLED、レーザ材料として必須の半導体材料であり、高品質結晶の開発が進んでいる。
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