半導体用語集

CMOS

英語表記:complementary metal oxide semiconductor

電子をキャリアとするnMOSトランジスタと正孔をキャリアとするpMOSトランジスタとで構成されるMOSデバイス。nMOS、pMOSを直列につないで構成するCMOS論理回路はスイッチング時以外で電力を消費せず、スがイッチ動作マージンが広い利点がある。一方、nMOS、pMOS間の分離領域が必要でnMOSもしくはpMOS単独で構成した場合に比べて集積度が低く工程も複雑になり、nMOS単独で構成した場合に比べて動作速度が遅い欠点もある。集積回路の大規模化に伴いCMOSの低消費電力性が重視されるようになった結果、現在では集積回路構成法の主流となっている。


関連製品

超伝導量子ビット制御用クライオCMOS における高電圧nMOSFET の低温特性

グローバルネット株式会社

慶大理工、押尾 世文

自治体・省庁・研究機関・団体 › 応用物理学会


電位検出型CMOS においセンサの作製と検出特性評価

グローバルネット株式会社

豊橋技科大、代継 海斗

自治体・省庁・研究機関・団体 › 応用物理学会


有機CMOSイメージセンサーの市場規模、シェア、成長、メーカー 2033年

KD Market Insights Private Limited

有機CMOSイメージセンサの世界市場規模は、2033年までに年平均成長率12.3%で46億米ドルの成長が見込まれています。

技術/特許/M&A › 技術 › 半導体(素子・構造・回路など)


CMOSイメージセンサにおける3D積層技術の現状と展望

グローバルネット株式会社

ソニー、岩元 勇人

自治体・省庁・研究機関・団体 › 応用物理学会


会員登録すると会員限定の特集コンテンツにもアクセスできます。