半導体用語集

CVD

英語表記:Chemical Vapor Deposition

 気相成長法は主として高温空間(基板も含めて)あるいは活性化された空間における化学反応を利用するところ CVD (Chemical Vapor Deposi-tion)といわれる。これに対して、主として物理的な反応や変化を利用して薄膜を作製するPVD (PhysicalVapor Deposition)がある。CVD法は当初大気圧の空間で反応が行われてきたが、近来、減圧法、プラズマCVD,光CVD法などが開発され、むしろ真空を用いる方法が主流となりつつある。一般に化学反応を起こすには、その系に活性化エネルギーを与える必要がある。活性化エネルギーとして、熱を与える熱CVD法,プラズマを用いるプラズマCVD,光を用いる光 CVD法がある。CVD法を反応室の圧力から見ると、この技術は最初、常圧法から出発し、常圧よりもっと圧力を下げた減圧CVD は常圧CVD法の付着,膜圧分布,比抵抗分布、生産の改善を意図して生まれた。今日ではこの減圧CVDが主流である。最近は、半導体プロセスの低温化要請などにより、プラズマ CVDや光CVDを用いる方法が研究されている。



関連製品

MEMS デバイス適用へ向けた極厚膜低ストレスLPCVD Poly-Si 膜の膜厚方向の電気抵抗評価

グローバルネット株式会社

株式会社KOKUSAI ELECTRIC、鋪田 嚴

自治体・省庁・研究機関・団体 › 応用物理学会


LR/HR/UR シリーズ

株式会社アルバック

ドライ真空ポンプLR/HR/UR シリーズは、独自の高温均熱化技術により圧縮熱の有効利用でCVD、エッチング等のハードプロセスでの高耐久性を実現しました。ライトプロセスではECO-SHOCKとのコンビネーションで最大約80%の消費電力カットが可能です。 また,メンテナンス性向上と騒音低減をはかり、全機種CE対応可能(オプション)としました。 ECO-SHOCKについての詳細は、関連情報からご覧になれます。

半導体製造装置・試験/検査装置・関連部品 › 半導体製造装置関連部品 › ドライポンプ


CC-200/400

株式会社アルバック

ロードロック式プラズマCVD装置CC-200/400は、小型で使いやすく、研究開発から生産までに対応した装置です。

半導体製造装置・試験/検査装置・関連部品 › 成膜装置 › CVD装置


CME-200/400

株式会社アルバック

枚葉式PE-CVD装置 CME-200E/400は、シリコン系の絶縁膜・バリア膜等の成膜に最適な、量産用PE-CVD装置です。

半導体製造装置・試験/検査装置・関連部品 › 成膜装置 › CVD装置


会員登録すると会員限定の特集コンテンツにもアクセスできます。