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IMX480

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
最終更新日: 2021年10月06日

2/3型(対角11.0mm)有効約813万画素UV波長域対応CMOSイメージセンサ

I本製品は、UV波長域に特化した構成部材や独自の受光部構造により、高いUV感度性能とノイズを抑えた高画質な撮像を可能にします。また、画素がUV光を高効率に取り込むことで、高いUV感度に加え、業界最小の2.74㎛角の微細画素による小型・高解像度を実現した。さらに、独自の裏面照射型画素構造のグローバルシャッター機能を搭載した積層型CMOSイメージセンサー技術Pregius S(プレジウス エス)を採用し、歪みの無い高い撮像性能と高速性を兼ね備えている。
UVカメラの既存市場である半導体パターン欠陥検査をはじめ、さまざまな用途での活用が期待され、製造工程の生産性向上や産業課題の解決に貢献する。

基本情報

1.本製品には以下のような特徴がある。
(1)UV波長域に特化したグローバルシャッターCMOSイメージセンサー
UV波長の特性に特化した構造を採用しつつ、Pregius S技術を搭載することで、UV波長域(200nm~400nm)における動体歪みのない撮影、および193fps(10 bitモード時)の高いフレームレートを実現している。従来からUVカメラが用いられてきた半導体などの検査用途に加え、リサイクル選別など高速性が求められる領域にもUVカメラの適用範囲が広がることが期待される。

(2)低ノイズ
本製品は、UV波長域に特化した構成部材や独自の受光部構造を採用。これにより、高いUV感度性能を維持し、ノイズを大幅に抑えた高画質な撮像を可能にしている。

(多画素化)
高いUV感度を維持しながらも2.74umまで画素を微細化し、2/3型で約813万画素の小型多画素化を実現している。工場内のFA用途のみならず、インフラ検査など、持ち運びやすさや解像度が求められる屋外用途でも幅広い活躍が期待される。

2.主なスペックは以下のとおり
ユニットセルサイズ 2.74μm×2.74μm
フレームレート(全画素)8ビット:194fps/10ビット:193fps/12ビット:127fps
電源電圧 アナログ:3.3V,2.9V/デジタル:1.1V/インターフェース:1.8V
シャッターモード:グローバルモード
出力インターフェース:SLVS-EC:8/4/2/1レーン、SLVS:8/4インチ
パッケージ:セラミックLGA(20mm×16.8mm)

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取扱企業

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社

業種:電子部品・半導体  所在地:神奈川県 厚木市旭町四丁目14番1号 14番1号 ソニー(株)厚木テクノロジーセンター内

イメージセンサにおけるリーディングカンパニー。ソニーグループの半導体事業会社。

製造は子会社であるソニーセミコンダクタマニファクチャリング株式会社の工場(長崎テクノロジーセンタ:長崎TEC)、熊本TEC、鹿児島TEC、山形TEC、大分TEC、白石蔵王TEC)で行っている。白石蔵王TECでは半導体レーザの設計、製造を行っている。2020年度のイメージセンサの売上高は8,722億円、設備投資額は1,800億円となった。2021年度の投資額は2,750億円となっている。

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