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等電子トラップ援用トンネルFET 型量子ドットの高温動作条件

グローバルネット株式会社
最終更新日: 2024年09月24日

産総研、飯塚 将太

量子ドット

基本情報

 シリコンスピン量子ビットは、量子コンピュータや量子センサの基本素子としての応用が期待されており、特に10Kまでの高温で動作するトンネルFET(TFET)型量子ビットが注目されている。TFETに導入された等電子トラップ(IET)不純物によって形成される量子ドットが単電子トランジスタ(SET)の基盤となる。実験では、長チャネル素子の不動作や動作上限温度のばらつきが問題となっているが、TCADによるシミュレーション技術の開発により、これらの問題の機構が明らかにされた。さらに、不純物の存在位置に依存する動作温度のばらつきを考慮し、高温動作条件を検討した。局在長の短い不純物を選択することで、高温でのSET動作の歩留まりと特性の向上が期待され、この研究はシリコンスピン量子ビットの応用展開に貢献する可能性がる。

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業種:産業用電気機器  所在地:東京都 中央区湊 1-2-10 堀川ビル6F

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