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単一ペロブスカイト量子ドットの電気伝導特性

グローバルネット株式会社
最終更新日: 2024年08月29日

東北工大、高橋 央輔

量子ドット

基本情報

 コロイド量子ドット(QD)は、太陽電池やLEDなどの光電デバイスに応用される小さな半導体結晶である。特にハロゲン化鉛ペロブスカイトQDは、その優れた発光特性から光電変換材料として注目されている。これまでペロブスカイトQDの2次元配列の電気伝導特性は評価されてきたが、単一QDや少数QDの特性は明らかにされていなかった。最新の研究では、ナノギャップ電極間に分散された単一ペロブスカイトQDのキャリア伝導実験が行われ、4Kの低温環境で階段状の電流-電圧特性が観測された。これは素子が単一電子トランジスタとして機能していることを示しており、QDのデバイス応用に向けた理解を深める重要な成果である。

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業種:産業用電気機器  所在地:東京都 中央区湊 1-2-10 堀川ビル6F

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