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極薄圧電MEMS 素子による双方向リモート触覚伝達AI システムの開発

グローバルネット株式会社
最終更新日: 2024年08月29日

産総研、竹井 裕介

メムス

基本情報

　コロナ禍において、映像や音声だけでは伝わりにくい触覚や体感情報を伝える技術が求められている。オンライン会議ツール（例：Zoom）を使用した対話では、相手の非言語的行動や反応（ソーシャルシグナル）を読み取ることが難しいため、これを自然に伝える技術が重要である。そこで本研究ではリモートで伝達が困難だった触覚に注目し、ウェアラブルデバイスなどを用いて双方向リモート触覚伝達システムを実現することを目指している。ユーザは手首にリストバンド型の体感振動計測デバイスを装着し、指先で感じている体感振動を計測、その信号を抽出し、デバイスの特性や個人差に合わせて変調処理を施した後、相手ユーザのリストバンドを通じて体感振動を伝達する。本研究では、以下の4つのコア技術に焦点を当てている：１）極薄圧電MEMS素子による触覚の記録と再生　２）少ない計測データからでもノイズ除去・信号抽出が可能な「参照系AI」　３）体感振動の強調・変調技術「ISM（Intensity Segment Modulation）」　４）ソーシャルシグナル可触化技術による情動の表現　　これにより新しいリモート触覚伝達システムの社会実装に向けた取り組みが進められている。

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グローバルネット株式会社

業種：産業用電気機器  所在地：東京都 中央区港 1-2-10 堀川ビル6F

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グローバルネット株式会社（GNC）は出版やセミナーを通して、半導体やフラットパネルディスプレイの情報をタイムリーに提供することを目的に1990年に設立しました。そして2020年には創業30年を迎えます。
1994年にCMPプラナリゼーション委員会の事務局として活動する機会を経て、会員の皆様にCMP向け層間絶縁膜用テストウエハの提供を始めたことがきっかけとなり、テストウエハの試作・加工ファンドリビジネスに参入、事業化を致しました。

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